気になる株があるんだけど今買ってもいいのかしら?
相場の暴落まで待つべきというけれど待ちきれないよ〜
割安な株なら今すぐ買ってもいいのかな?
株の買い時は難しいよね。
高配当株の買い時に悩む人は多いと思います。
買い時の王道パターンは相場全体の暴落時につられて安くなった優良株を買うことです。
しかし、筆者は以下の条件を満たしていれば相場の暴落を待つ必要がないと考えています。
- 十分に割安水準であること
- 時間と資金を分散させて購入すること
- 罠銘柄ではないこと
今すぐ買ってもいいのはこれら3つ全てを満たした場合に限ります。
この記事では、気になる株を今すぐ買っていいか悩んでいる人の参考になる考え方について解説します。
- アラフォーサラリーマン子供二人
- 給料手取り30万円+配当金+副業収入
- 2012年にFXで投資デビューするも100万円を溶かして撤退
- 2014年から株式投資と投資信託の積み立てを開始
- 毎月単元未満株10万円、投資信託10万円を積立投資
- 2022年現在、日本株約1500万円運用中(含み益約300万円)
- 受取配当金年約50万円(税引き前)
高配当株を今すぐ買ってもいい3つの条件

冒頭で高配当株を今すぐ買ってもいい条件として以下の3つを解説しました。
- 十分に割安水準であること
- 時間と資金を分散させて購入すること
- 罠銘柄ではないこと
今すぐ買ってもいいのはこれら3つ全てを満たした場合に限ります。
これらの条件について詳しく解説していきます。
十分割安水準であること
今気になっている株が十分割安水準であるなら買ってもオッケーとしています。
目安は適正株価より30%以上割安としています。
適正株価って何かしら?
適正株価は銘柄本来の実力に見合った株価のことだよ
適正株価の計算方法は様々ありますが私は以下の式を用いています。
適正株価=
EPS(5年平均)✖️ROE(5年平均)✖️1.5
EPS?ROE?どうやって調べるの?
EPSは一株あたり純利益、ROEは株主資本利益率のことだよ。
これらの数値はIRBANKを見れば簡単に調べられるよ。
適正株価についてはこちらで解説しています。
適正株価(理論株価)の計算方法【ROEと過去の業績から実力を算出】
この計算式で算出された適正株価よりも30%以上割安であれば株価は十分割安と判断します。
時間と資金を分散させること(ドルコスト平均法)
どんなに良く見える株でも一度に大金を注ぎ込むのは超危険です。
高配当株は複数の銘柄に分散投資することが必須です。
銘柄を分散させることで、特定の銘柄がダメになっても他の銘柄で損失をカバーすることができます。
一つのカゴに全ての卵焼きを入れるなって聞いたことあるけど、それのことね!
そうそう、卵焼きじゃなくて卵だけどね。
集中投資を諌める有名な投資格言だよ。
また、銘柄だけではなく時間を分散させることも重要です。
時間を分散させることで値下がりによる損失を軽減させることができます。
値下がりすれば次回はより安く購入することができるのでむしろ嬉しくなるメリットもあります。
私は毎月20銘柄に分散投資しています。
時間と資金を分散して投資する方法をドルコスト平均法といいます。
ドルコスト平均法は心穏やかに投資を継続できるのでおすすめです。
罠銘柄ではないこと
罠銘柄とは様々な要因で一時的に配当利回りが高くなっている高配当株のことです。
罠銘柄は高い配当利回りを維持することができないので、いずれ減配と株価下落のダブルパンチを喰らうことになります。
失恋と仕事のミスが同時に来る感じね
まぁ辛さ的にはそんな感じかな・・・
罠銘柄には手出し無用です。
銘柄選定の時点で徹底的に罠銘柄を排除しておくことが重要です。
罠銘柄の避け方についてはこちらの記事で解説しています。
【対策あり】配当利回りランキング上位の株は危険!?罠銘柄の3つの特徴と避ける方法について解説
買い時の王道は相場の暴落時

株の買い時の王道は相場全体の暴落時であることは間違いありません。
相場の暴落は規模は違えど確実に起こります。

相場の暴落は規模が大きくなるほど頻度は低くなります。
- 10%以上はほぼ毎年
- 20%以上は3〜5年に1回
- 30%以上は10年に1回
相場の暴落時は優良銘柄もつられて値下がりします。(確実ではないですが)
普段高くて買えない優良株を買うチャンスになることもよくあります。
高配当株は超高配当株に大変身するなどまさに大バーゲンといえます。
しかし私は以下の理由で暴落を待ちません。
筆者が暴落を待たなくていいと考える理由

私が相場の暴落を待たなくていいと考える理由は以下のとおり。
- 暴落を待ちきれずストレスが溜まる
- 待っている間に値上がりする
- 狙っている株が暴落時に値下がりするとは限らない
- 暴落中はどこまで下がるか分からず恐怖で固まってしまう
暴落を待ちきれずストレスが溜まる
欲しい株があるのに我慢して暴落を待つのは口で言うほど簡単ではありません。
20%を超えるような大規模な暴落は滅多に起きません。(目安では3〜5年に1回)
10%程度の暴落ならほぼ毎年起こりますがそれぐらいは甘んじて受け入れます。
今割安水準ならオッケーと考えて投資します。
底値で買おうと欲張ると買い時を逃します。(経験談)
暴落を待っている間に値上がりする
優良株がずっと割安なままであることはありません。
買いそびれた株がみるみる上昇して手に負えなくなることはよくあります。
買わなかった後悔をしないためにも欲しい株はすぐに買います。
行動しなかった後悔より行動した後悔を私は選びたい。
カッコつけちゃって。
狙っている株が暴落時に値下がりするとは限らない
待ちに待った暴落時に狙っていた株が値下がりしないこともよくあります。
特にほぼ毎年ある10%程度の下落時には全く下がらない株は少なくありません。
せっかく待ちに待った暴落なのに全然下がらないなんてあんまりだわ
10%程度の暴落なら意中の株が下がらないことはザラにあるよ。
暴落中はどこまで下がるか分からず恐怖で固まってしまう
相場の暴落は待っていたとしてもそのあまりの急落度合いに恐怖を感じます。
どこまで下がるか分からないので、買うに買えずに固まってしまいます。
多くの投資家がパニックを起こして相場から逃げ出している時に相場に残って逆風のなか買い向かうのは並大抵のことではありません。
暴落のなかで冷静に適切な株を適切な量買うのは難しいと考えておいた方がいいです。
暴落中に買いを入れるのは案外難しい
単元未満株を毎月積み立てて暴落時はスポット買い

暴落を首を長くして待つこともなく、おびえながら過ごすこともない方法として私がおすすめするのは、単元未満株の毎月積立と暴落時のスポット買いです。
単元未満株とは100株に満たない株数を売買できるもの
単元未満株とは通常100株単位で買う必要のある日本株が100株未満の単位で売買できるものです。
単元未満株は扱っている証券会社が限られているので注意が必要です。
単元未満株の売買ができる主なネット証券の一例は以下のとおり
証券会社 | 単元未満株の名称 |
auカブコム証券 | プチ株 |
SBI証券 | S株 |
マネックス証券 | ワン株 |
SBIネオモバイル証券 | S株 |
証券会社によって単元未満株の名称は異なりますが中身は同じです。
毎月自動積立について
毎月自動積立とは毎月設定した日に設定した金額分を上限に株を買い付けられる証券会社のサービスです。
単元未満株の自動積立はauカブコム証券とSBIネオモバイル証券で利用可能です。
私はauカブコム証券で毎月自動積立を利用しています。
単元未満株の毎月自動積立のメリットは以下のとおり。
- 感情を排除できる
- 時間分散ができる
- 少額で幅広い銘柄に分散投資できる
感情を排除できる
株式投資で最も難しいのは感情のコントロールです。
株の買い時についても感情に邪魔されて買うに買えないパターンがよくあります。
昨日の方が安く買えたな・・・
とか
明日はもっと安く買えるかも・・・
といった具合です。
このようなケースは結局思い通りにならず考える時間だけ損してしまうことが多いです。
自動積立なら感情を排除して淡々と買い続けることができます。
買うタイミングを考える時間も節約できます。
時間分散ができる
買うタイミングを毎月にすることで時間を分散させることができます。
毎月買うことによって株価が値下がりすればより安く買えるようになるので精神的ダメージを軽減させることができ、株価の変動に動揺することが少なくなります。
精神的に安定することができれば、落ち着いて投資を継続することができます。
投資で成功するために大切なのは市場に残り続ける事です。
少額で幅広い銘柄に分散投資できる
単元未満株では1株から株を買うことができるので、少額で幅広い銘柄に分散投資することが可能です。
安定した配当金を受け取るのが目的の高配当株投資では銘柄分散は必須です。
多くの銘柄に分散投資することによって、万一いずれかの株で不測の事態が起こり損切りすることになったとしても、その他の株で損失をカバーすることができます。
私は毎月20銘柄に分散投資しています。
相場の暴落時はスポット買いで応戦
相場の暴落時にはスポット買いで応戦します。
スポット買いとは、まとまった資金で一括購入する事です。
暴落時のスポット購入は投資用の予備資金がなければ無理してする必要はありません。
投資用の予備資金がある場合に相場の暴落度合いに応じて資金を振り分けます。
例えば日経平均株価が
- 10%下落したら5万円
- 20%下落したら10万円
- 30%下落したら15万円
といったようにあらかじめ投資金額を決めておくと相場暴落時に迷わず応戦することができます。
暴落時の投資対象銘柄は、特に下落幅が大きい銘柄に買いを入れます。
毎月積立していればスポット購入は必ずしも必要ありませんが、余裕があればバーゲンセールと思って参加します。
単元未満株の自動積立ならauカブコム証券
私は単元未満株の毎月自動積立にauカブコム証券を利用しています。
auカブコム証券では単元未満株をプチ株、自動積立をプレミアム積立と称しています。
私がauカブコム証券を利用する理由は以下のとおり。
- プチ株プレミアム積立は購入時手数料無料
- プチ株もNISA(少額非課税制度)の対象
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また、高配当株投資とは関係ありませんが、auカブコム証券ではau PAYカードを使って投資信託のクレカ積立ができることも大きなメリットです。
単元未満株の自動積立ができてNISAに対応しているのはauカブコム証券だけです。(2022年8月時点)
auカブコム証券の口座開設はハピタスを経由すると超お得に
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auカブコム証券をハピタス経由で申し込むと現金にも交換可能なポイントが8500円分もらえます。(初回取引条件あり←プチ株購入で達成可能)

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世の中知っているだけで得することは多々ありますが、ポイントサイトはその典型です。
高配当株の買い時まとめ


株の買い時の王道は相場の暴落時に安くなった優良銘柄を買うことですが、高配当株投資においては以下の3つの条件を満たしていれば今すぐでも購入します。
私が相場の暴落を待つ必要がないの考えている理由は以下のとおり。
おすすめの買い方は単元未満株の毎月自動積立です。
単元未満株の毎月自動積立はauカブコム証券を利用しています。
- プチ株プレミアム積立は購入時手数料無料
- プチ株もNISA(少額非課税制度)の対象
- Pontaポイントで投資ができる
auカブコム証券の口座開設はポイントサイトのハピタスを経由すると超お得に。
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今回紹介した単元未満株の毎月自動積立なら少額から高配当株投資を始められるので初心者の方にもおすすめの投資方法です。
投資は早く始めるほど福利の効果で資産が拡大していきます。
もし私の記事を読んで興味を持たれたら少額から高配当株投資を始めてみてはいかがでしょうか?
読者の方に少しずつ配当金というお小遣いが増えていく楽しさを感じてもらえたら幸いです。
今回も私の記事を読んでいただきありがとうございました!